【完全マニュアル】技術ブログを始めるべき理由と始め方。メリット・収益・書き方を徹底解説

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すえつぐ

こんにちは!自然言語処理(NLP)・大規模言語モデル(LLM)の解説記事や書籍を書いている、 すえつぐです!
(著書、 『誰でもわかる大規模言語モデル入門』 が11月23日に出版予定。Amazonにて予約受付中)

今回は、「技術ブログを始めるべき理由」「失敗しない技術ブログの始め方」について解説していきます
 
この記事を書こうと思ったきっかけは、本ブログが月間1万PVを超えたからです。(一応証拠としてPV数の画像を貼っておきます)。
 

技術ブログを書き続けてきた中で、「技術ブログを書くメリットはとてつもなく大きいな」と感じる反面、多くの人が技術ブログを始める重要性にまだ気づいていない、と感じています。

後述しますが大学生、エンジニア、データサイエンティストなど、多くの人が技術ブログを始めるべき、始めないともったいないなと思っています。

そこで本記事では、「技術ブログを始めるメリットは?」「技術ブログは収益化(マネタイズ)できる?」「どうやったら失敗しない技術ブログを書ける?開設から投稿まで徹底解説」について網羅的に、徹底的に解説していきます。

すえつぐ

これからも何度もこのページを更新して、技術ブログに必要な全ての情報を詰め込んでいきます。
この記事を通して、一人でも多くの人に技術ブログを書くことの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

 

Contents
  1. なぜ技術ブログを始める必要があるのか。技術ブログのメリット
  2. 目的別、技術ブログを書くことで得られるメリット
  3. 技術ブログの費用と収益化(マネタイズ)・金銭的なメリット
  4. 技術ブログを始めるべき人。既に有利な人の特徴
  5. 技術ブログのデメリットとその解決方法
  6. 多くの人が悩むポイントとその解決方法
  7. 技術ブログの始め方
  8. 【STEP.0】技術ブログを始める理由、メリットを理解する
  9. 【STEP.1】技術ブログを始める準備をする
  10. 【STEP.2】技術ブログのセットアップ
  11. 【STEP.3】Wordpressで記事を書いて投稿してみる
  12. 【STEP.4】記事を書きつつ、ブログをブラッシュアップしていく
  13. このサイト、Twitterについて

なぜ技術ブログを始める必要があるのか。技術ブログのメリット

技術ブログとは?一般的なアフィリエイトブログとの違い

技術ブログとは、技術・専門的な内容に関するブログを指します。ここでは特に、「大学や仕事などの自分の本業、もしくは自分の興味のある分野について書いたブログ」を指します。

技術ブログは、一般的な収益化を目指したブログ(アフィリエイトブログ)と全くの別物だと考えてください。

最も大きな違いは、アフィリエイトブログは製品やサービスを紹介し収益を上げることを目指しますが、技術ブログは収益だけでなく本業との相乗効果を狙うという点です。

つまり、一般的なブログは「儲ける」ことを目指し、失敗すれば何も残りません。一方で、技術ブログは収益はサブ目標で、本業との相乗効果を狙います。

例えば、もしあなたが本業以外の時間で商品レビューを頑張って大量に書いたとします。もしあまり読まれず、収益が上がらなかったら何が残るでしょうか。(もちろん文章力の強化は可能ですが)

一方で、技術ブログの場合はブログの収益以外にも、多くのメリットがあります。むしろ収益よりも本業との相乗効果の方が大きなメリットです。

具体的には技術ブログを書くことで、以下の3つのメリットが得られます。

技術ブログは長期的に読まれる、長期的にメリットを生む

技術ブログは一般的なブログと比較して「長期的に読まれる」という特徴もあります。

例えば、一般的なブログで「商品レビュー(iPhone、化粧品など)」の記事を書いた場合、何年ぐらい読まれると思いますか?あなたは3,4年前の商品レビューを読むでしょうか。
一方で、「技術的な記事(Pythonの関数について、資格の勉強方法など)」は3,4年前、5年前の記事出会っても十分読む価値がある場合がほとんどです。

また、就活であれば、「大学生活で頑張ったこと」は就活が終われば、それ以降の転職などでは話のネタにはならない場合が多いかもしれません。
技術ブログであれば、社会人になってからも続けられますし、転職・副業・フリーランスのネタにもなります。そういった意味でも「長期的に大きなメリット」があると感じています。

つまり、技術ブログは「長期的に読まれる、長期的にメリットが積み上がっていく」ことが大きな特徴なのです。

すえつぐ

私の最も好きな言葉の一つに「成功は、一夜にして成るものではない。少なくとも長続きする成功はそうだ。」という言葉あります。まさに技術ブログはこれに当てはまるなと考えています。

 

目的別、技術ブログを書くことで得られるメリット

そもそも、あなたがこのページに来た、ということは少しでも技術ブログを書くことに興味を持っているはずです。

それはなぜでしょうか?

おそらく以下のような目的・興味を持っている人が多いのではないでしょうか。

  • 良い勉強のアウトプットの方法を探している人
  • 就活・転職を考えている人 
  • 副業・フリーランス、起業に興味がある人

もし上のどれかに当てはまっているなら、技術ブログを始めることは大きなメリットがあります。

以下にそれぞれの目的ごとに得られるメリットを紹介しますので、自分の目的の部分を読んでみてください。

良い勉強のアウトプットの方法を探している人|実力・専門性の向上

勉強方法として「人に教える」という方法が最も効果的だと言われています。

アメリカ国立訓練研究所の研究によると「他の人に教える」という方法が最も学習定着率が高いと言われています。

引用:https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/

技術ブログは勉強の効果的なアウトプットであり、自分の実力・専門性を高めるのには非常に良い方法だと言えます。

すでに自分から何かについて学んでいるという人は、それだけでも十分すごいことです。加えて、それに関するブログを執筆することは更に効果的な勉強・自己研鑽になるはずです。

もちろん勉強と同時に、文章力も鍛えられます。文章力は学生・社会人にとって最も大事な能力の一つでしょう。

就活・転職を考えている人|努力の証明・稀有なアピールポイント

ブログは勉強の効果的な方法であると同時に、「勉強したことが残る、証明できる」というメリットもあります。

何かを自分から勉強しているということは素晴らしいことですが、「勉強したことを証明する方法」はありますか?就活や転職の面接で、どうやって勉強したことをアピールする予定ですか?

就活・転職を考えている人にとって、勉強したことを証明できる「目に見えるアウトプットがある」というのは非常に心強いはずです。
勉強に加えて、ブログでアウトプットしていたら、面接官からも「この人は一貫性のある努力をしてきたんだな」という印象を持ってもらえるでしょう。

そして就活・転職を考えている人にとって技術ブログは「あなただけ」の稀有なアピールポイントになります。

例えば、あなたが面接官だとしたら、以下の4人、どの人が魅力的だと感じますか?


Aさん:「プログラミングを勉強しています」

Bさん:「プログラミングを勉強していて、基本情報技術者の資格を持っています」

Cさん:「プログラミングを勉強していて、勉強したことを活かして月間PV1万程度の〇〇というブログを運営しています。」

Dさん:「プログラミングを勉強していて、基本情報技術者の資格を持っています。また、勉強の過程でアウトプットとして〇〇というブログを運営しています。月間PVは1万程度です。」


資格を持っているBさんは、もちろん魅力的ですし、とても良い勉強のアウトプットの方法だと思います。ただ、資格は明確で凄さがわかりやすい反面、「同じような人が多くいる」というのが懸念点ですよね。

一方で、ブログは「あなただけのアピールポイント」ですし、資格よりもより話が広がる、より面接官の記憶に残る特別な存在になれるでしょう。更に言えば、あなたの書くブログを面接官は既に読んだことがあるかもしれません。(実際、技術ブログは関連分野の多くの人が読むため、ありえない話ではありません)

ここまで読むと資格に対して、私は反対派だと思われるかもしれませんが、むしろ賛成派です。

なぜなら、資格とブログは対立する考えではなく、両立するものだからです。

「資格の勉強内容・勉強方法」というテーマは確実に読んでくれる人が多くいる、技術ブログの中でも最も良いテーマの一つです(記事後半の「技術ブログの始め方」で詳しく話します)。

すえつぐ

実は、先程の例のAさんは数年前の私自身です。

ブログを始める前は、面接で「データサイエンスを勉強しています」としか言えませんでした。自分でも話が弱いなと感じていましたし、面接官の方々の反応も微妙で「そうなんですね、すごいですね〜」という感じでした。

やっぱり派手なことをやっている人と比べて話が弱い、広がらないことにコンプレックスを感じていました。

つまり「自分の努力をアピールするもの、証明するもの」が欲しかったんです。

もっと「自分ならでは」なユニークなことを話したいと思いましたし、明確な何かが欲しかったんです。

そう考え、いろいろな本を読み、考えに考えた結果、勉強しながらアウトプットするにはブログがベストだと結論付け、ブログを始めました。

始めたのは留学中でした。かなり忙しく、大学の授業の間や夜など、隙間時間で書いていました。

最初は全く上手くかけなかったし、「誰も読んでくれないんじゃないか?」といつも不安に思っていました。

それでも今では多くの方々に読んでいただき、「あの時忙しかったけど、勇気を出してブログを初めて良かったな」と強く感じています。

今は

「データサイエンス(特にNLP)の勉強をしていて、勉強のアウトプットとしてブログを書いています。月間PV数は1万PVです」

と面接でも話すことができ、全然反応が違いますし、「自分ならでは」な話すネタができて嬉しく感じています。

この記事を書いて「あなたならでは」なブログを始める手伝いができれば良いなと思っています。

副業(フリーランス)・起業に興味がある人|発信力・集客力の強化

副業(フリーランス)・起業に興味がある方々は、どうやって仕事・クライアントを得る予定でしょうか。

  1. 自分の足を使って営業する
  2. 人脈をたどって顧客を見つける
  3. 自分のサイトを開設し集客する

が一般的な方法でしょう。

技術ブログを始めることは、3つ目の方法、自分のサイトでの集客で大きなメリットを生みます。

自分のサイトが、自分の経歴や自分のサービスを載せているだけのサイトであれば、アクセス数は限定的になってしまうでしょう。

もしあなたのサイトに技術ブログが併設されていたらどうでしょうか?

あなたのサイトに併設されているブログが読まれていれば、自分の足でクライアントを探さなくても、ブログが多くのクライアントを呼び込んでくれるはずです。

実際、多くのプログラミングスクールやテック企業がサイトにブログを併設しています。(個人でも、エンジニア・デザイナーの方々が多く自分のブログを持っています)

また、ブログを通してあなたのもとに直接依頼するクライアントは、そうではないクライアントよりも、高い報酬を払う気持ちがしっかりあって、話は簡単に決まるでしょう。

つまり、技術ブログをやっていれば、毎月数千人、数万人にアプローチでき、多くのクライアントを呼び込んでくれます。

もちろん、自分の足を使って営業したり、人脈をたどって顧客を探したりするのも良い方法ですが、技術ブログは、より楽で、より効率的な方法と言えるでしょう。

すえつぐ

まだ副業や起業が決まっていない人も技術ブログを始めておいて、副業や起業が決まったら自分の副業や事業に関するページを追加するのも可能です。

実際に技術ブログを書いている人たち

実際に技術ブログを書いて、転職や副業、フリーランスに役立った経験を持つ方々を紹介しておきます。

僕がエンジニアとして働いた2年間で市場価値を高めるためにやったこと5つ

Qiitaを1年間ほぼ毎日投稿した話と転職の話

ブログによるメリットまとめ

 

技術ブログの費用と収益化(マネタイズ)・金銭的なメリット

ここまでで、収益以外のメリットを話してきました。ここからは金銭的な費用・メリットを解説します。

技術ブログの費用

まず技術ブログに必要な費用を説明します。

技術ブログの費用は主にサーバー代で、月に1500円〜5000円程度かかりますが、1500円で十分高性能なサーバーを使用できます(実際、このサイトではConoHa WINGのベーシックパックを使用しています)。

基本的にサーバー代以外は必要ありません。(ConoHa以外ではドメイン契約料(100円〜)がかかることがありますが、それぐらいです)

技術ブログの収益(マネタイズ)

収益に関しては、技術ブログを書いている私から言わせていただくと、普通に書き続ければサーバー代(月1500円)以上の収益を上げるのは全く難しくないです。加えて、上手くマネタイズすれば、月3-5万円くらいは可能だと考えています。

ただ、「ブログ自体で大儲けしよう!」というよりは、就活・転職・副業・フリーランス・起業など、本業でリターンを狙ったほうが良いと思います。(長期的に考えれば本業でのリターンの方が遥かに大きいはずです)

そのため、記事に集中できないほど広告だらけのサイトにするなど、無理に収益化するのはおすすめできません。適切なマネタイズでお小遣いぐらいの金額を得る、というイメージを持ってもらえると良いと思います。

収益の相場観

収益方法は、広告掲載、本などのアフィリエイトがメインになります。収益額に関しては広告掲載での成約は1つあたり1000円〜1万円、本などのアフィリエイトは一冊あたり100円〜500円程度が相場です。

WordPressで自分のブログを作るのと、Note・Qiitaなどの無料ブログサイトに投稿するのはどちらが良い?

よくある疑問として、「自分のブログを持つ(Wordpress)」か「NoteやQiitaなどのブログサイトに投稿する」どちらが良いか?というものがあります。

一般的なブログでも「自分のブログを持つ」方がおすすめされることが多いですが、技術ブログでも自分のブログを持つ一択だと考えています。

まず、デザインが固定であるため、自由にデザインが選べません。

マネタイズという側面でも自分のブログを持った方が良いです。ブログサイトを使用した場合はマネタイズに制限がある、もしくは結局有料プランが必要になる場合が多いです。

また、後で「自分のブログを持ちたい」と思って切り替えた場合、0からのスタートとなってしまいます。もし、ブログサイトで良い記事を書いて多くの人に読まれていたとしても、切り替えた場合、URLが変わるため多くの読者を失うことになります。

すえつぐ

「長期的に大きなメリットを得る、自分の資産を作る」という意味でも、技術ブログを本気でやるなら「自分のブログを持つ」一択だと思います。

技術ブログを始めるメリットまとめ

  • ブログを書くことは非常に効果的な勉強方法であり、自分の実力・専門性を高められる。
  • 同時に、自分の資産・話のネタを作れる。本業に活かせるだけでなく、就活・転職・副業・フリーランス・起業などに役立つプラットフォームを作れる。
  • 技術ブログで収益化に固執するのはおすすめできないが、サーバー代(1500円)以上は難しくないし、上手くマネタイズすれば、お小遣い程度に毎月3〜5万円は達成可能。

 

技術ブログを始めるべき人。既に有利な人の特徴

ここでは技術ブログを始めるべき人、すでに有利な人の特徴を紹介します。もう「早く技術ブログを始めたい!」という人は「技術ブログの始め方」に飛んでください。

なにかをこれまで勉強してきた人

このページに来ている人には、既になにかを勉強しているという人も多いのではないでしょうか。

そもそも勉強しているという時点で凄いことですが、技術ブログを始める上ではさらに大きなアドバンテージになります。

なぜなら技術ブログに必要なネタ集めが既に終わっているようなものだからです。

例えば、既に勉強したことや本の感想などをノートにまとめている人は、それをブログ記事にするだけで良いかもしれません。(実際、私のブログの中には勉強しながらまとめたノートがそのまま記事になったものもあります)

すえつぐ

記事後半の「技術ブログの始め方」で、書くジャンルやテーマの決め方については、より詳しく解説します。

仕事・資格の勉強をしている人

実は「仕事・資格に必要な勉強」に関するブログは非常に強力なテーマです。

なぜなら、同じような仕事をしている人、同じような資格を取ろうとする人、という明確に読んでくれるターゲットがいるからです。

例えば、あなたと同じような仕事をしている人、同じような資格を取ろうとしている人はどれくらいいるでしょうか?その人達が読者になってくれます。

加えて、仕事・資格に関する勉強をしていて、「このサイトは難しいな、いまいちだな」と感じたことがあるなら、そのテーマについて書きましょう。チャンスは大きいです。

勉強系・仕事系のTwitterをやっている人

Twitterはブログを拡散する上で、最も適しているSNSです。

それを既に始めていてフォロワーがいるなら、それは技術ブログを始める上でとてもプラスです(私自身はブログを始める前にTwitterをやっておらず0からのスタートでした)。

Twitterだけでは転職や副業・フリーランスに役立つ、とは言えませんが、Twitterとブログを組み合わせれば、より多くの人にあなたのブログを読んで貰えます。

技術ブログの制作過程を載せるのも面白いかもしれません。

すえつぐ

ここまで読んで気づいた方もいるかもしれませんが、勉強している人、勉強するモチベーションがある人にとっては、技術ブログを始めることは全く難しくありません。

技術ブログを書くことは、今やっていることの延長線上にあるものです。

勉強やツイートだけで終わってしまうのは、アウトプットとして残らないのでもったいないな、と感じています。

 

技術ブログのデメリットとその解決方法

なぜ多くの人は技術ブログを始めないのか

「自分のブログを持つ」ということの一番のデメリットは、「始めるまでが大変」ということに尽きます。

精神的にも新しいことを始めるのは躊躇するものですし、特に技術ブログに関しては始める方法についての情報も少ないです。

そこでここからは「多くの人が躊躇するポイントとその解決方法」「簡単に始める方法」を紹介します。(もし、始めることに躊躇していないという人は「技術ブログの始め方」に飛んでください)

すえつぐ

新しいことを始めるというのはいつでも、かなり勇気がいるものですよね。「思いつく人は10人に一人、そのなかで始められるのはさらに10人に一人。だからこそ、勇気を出して踏み出すだけでも稀有な存在になれる。」という言葉は結構正しいと感じています。

 

多くの人が悩むポイントとその解決方法

ここまで読んで「技術ブログ始めるの良いかもな、始めるべきだな」と多くの人が感じているのではないでしょうか。

ただ、「いや、でもな、、忙しいしな」など、まだ少し躊躇している人もいるかもしれません。

この章では、実際に私が最初の頃に悩んでいたこと、躊躇していたこととその対処法を紹介します。

忙しい

本業で忙しい人が「ブログを毎週更新しろ」と言われたらハードルが高いですよね。

もちろんそれが理想ですが、忙しければ月に一回程度でも大丈夫です。1,2年後には読まれなくなる商品レビュー記事などと比べて、技術ブログは何年も読まれるものであり、焦って書く必要はありません。慣れていったら更新頻度を上げれば良いです。

すえつぐ

実際、私の技術ブログも月一回程度の更新ですし、私が本業で超忙しかった昨年の9月〜今年の1月まで4ヶ月間、全くブログをやっていない時期もありました。

とりあえず始めて、長期的にのんびりやっていく、というスタンスでも良いと思います。

書くことがない

多くの人がここに悩まれると思いますが、難しく考える必要はありません。

あなたは最近、なんの勉強をしましたか?
資格の勉強?仕事のための勉強?大学の試験・授業のための勉強でしょうか。

それがそのままブログのテーマにできます。

また、最近勉強していて、難しかったもの、よくわからなかったものはなかったでしょうか。

そもそもそのテーマが難しいという理由もありますが、情報がなかったり、難しくてわからなかったり。それは「わかりやすいサイト」がなかったからではないでしょうか。

そのテーマをわかりやすく解説するだけで、それは「価値のある」ブログ記事になると思いませんか?

私自身も勉強しているときにノートにメモしたことがそのままブログ記事になることがあります。

つまり、勉強したことを、そのままブログ記事にすれば良いんです。正直、「勉強する」で終わってしまうのはもったいないです。

すえつぐ

ブログのテーマ選びに関しては後で詳しく解説しています。自分の書くテーマを決める、簡単なステップに分けたので、一緒にやっていきましょう。

間違ったことを書いたらどうしよう、、

Youtubeなどと違い、ブログは後から何度でも書き直せます。

後で読んでいて間違いに気づいたら直せばよいし、もし指摘されたとしてもすぐに直せば大丈夫です。

専門的なことを書いても誰も読んでくれないんじゃない?

あなたと同じような勉強・仕事をしている人はどれくらいいるでしょうか。

その人数が読者数になります。

そして実際はその想定よりも、もっと多くの人に読まれる可能性が高いです。なぜなら、何年というスパンで見るとより多くの人が読むからです。

また、いきなり1万PVは無理でも、「月間PV数3000PV」であれば誰でも達成できると考えています。

PV数を記事数で割れば、30記事書けば1記事あたり月間100PV、1ヶ月(30日)で割れば、1日あたり4PVで月間3000PVは達成できます。

そう考えると3000PVはブログを書き続ければ難しくないですし、3000PV達成した後も書いていれば自然に1万PV達成できると思います。

すえつぐ

私もブログを始める前は「NLPという専門分野のことなんて何人読む人がいるんだろう?」と不安に思っていました。今は月1万PVを超えましたが、正直、最初の頃は月に1万PV超えるとは思ってもいなかったです。

 

技術ブログの始め方

ここまでで、「技術ブログを始めるべき、始めよう」と思っていただけだはずです。

ここからは、「どうやったら技術ブログを始められるか?」について小さいステップに分けて解説していきます。

大前提として、Youtubeなどと違って、ブログは後でいくらでも書き直せます。そのため、最初の頃は細かいことにこだわらず、素早くPDCAを回すのが大事です。

とにかく素早くブログを始めて、ブログ記事を書くことに慣れるのを目指しましょう。

【STEP.0】技術ブログを始める理由、メリットを理解する

このステップはここまで読んでいただけた人ならば、ほぼ完了しています。

自分が「技術ブログを始める理由」を書いてみましょう。

  • 良い勉強のアウトプットとして。
  • 就活・転職のため。
  • 副業・起業のため。

など、何でも良いです。今の熱量や始めた理由を忘れないようにしましょう。

 

【STEP.1】技術ブログを始める準備をする

書くネタを集める(少し勉強する)

レビューブログの場合は、色んな商品を試してみるステップです。技術ブログでは勉強がネタ集めに当たります。

普通であれば、勉強するというのは結構大変なステップです。が、もし既に仕事や資格のために少しでも勉強している、してきたという人たちも多いのではないでしょうか。その人達は、このステップは既に完了しています。次のステップに行きましょう。

すえつぐ

この「少し」勉強するというのも大事な点です。完璧に勉強してからブログを書くのではなく、少し勉強してから「書きながら勉強していく」というのが最も効率が良い方法です。

勉強した内容も人に話してみたら、「あれ、これはどうだったっけ?」と悩んでしまう時ありますよね。ブログを書いていても、同じような現象が起きます。そのため、ここで勉強しすぎてしまうと大幅に時間をロスしてしまいます。

そのため、なにかを「少し」でも勉強している、勉強したことがある人は次のステップに進んで大丈夫です。

テーマを書き出す(深く考えないて良い)

箇条書きで最近勉強したこと、勉強したいと思っていることを5〜10個書き出してみましょう。

後で絞るので思いつくままに書き出してみてください。

大きいテーマではなくて良いし、小さいテーマでも、ニッチなテーマでも大丈夫です。

あまり悩まず、素早く5分程度で書き出してみましょう。

参考具体例
  • シンプルに最近勉強したことについて書く(大半の記事はこれで良い)
    • 「最新のフロントエンド技術を使ったWeb開発のベストプラクティス」
    • 「〇〇とは何か?そのメリットとデメリット」
    • 「〇〇の使用方法、3ステップ」
    • 「〇〇というバグにはどう対応すればよいか」
  •  資格関係(勉強したことがある資格、気になっている資格について書く)
    • 「〇〇検定・資格とは何か?概要と受験方法」
    • 「統計検定3級に合格するための勉強法とポイント」
  • コンペ関係(参加したコンペの感想、開催中のコンペに関して書く)
    • 「Kaggle、〇〇コンペティションの感想と使用コード」
    • 「Signate、〇〇コンペティションの基礎分析と攻略法」
  • 本の感想・まとめ
    • 「新しい技術に関する本『〇〇』の感想とその応用法」
    • 「ビジネス書『〇〇』のまとめ、感想」

箇条書きで最近勉強したこと、勉強したいと思っていることを5〜10個書き出せたでしょうか。これは次のステップ、「書くテーマ案を絞る、まとめる」で使います。

すえつぐ

書くテーマは流行り物を追うのではなく、自分の勉強してきたこと・興味があることを書きましょう。流行り物は、すでに多くの競合がいるため、これから始める人にはおすすめできません。また、自分が興味のないものでは長く書き続けることはできないでしょう。

 

【STEP.2】技術ブログのセットアップ

書くテーマ案を絞る、まとめる

先程書き出したから、最初に書くテーマを絞っていきます。以下に当てはまるものに色をつける、丸をつけるなどしてください。(ここで選ばれなかったテーマも今後使うかもしれません)

  • 資格・仕事などに必要な内容
    • 明確に読む人がいる。多くのPV数が見込める。
  • 新しい情報が多いテーマ
    • まだ競合が少ない。(情報収集が難しい可能性が高い)
  • 勉強していて、難しかったな、理解するのに時間がかかったテーマ
    • 競合が弱い。なぜ難しいと感じたのか?そもそも難しいテーマである、というのはもちろんあります。しかし、「わかりやすいサイトがなかった」というのも大きな理由なはずです。あなたが「わかりやすいサイト」を作りましょう。

いくつか候補が絞れたはずです。その中から、自分が最初に書くテーマを一つ決めてください。残ったテーマも今後書いていくことになるので悩まず、素早く決めていきましょう。

サーバーを登録する

テーマ案がまとまったところで、自分のブログのセッティングに取り掛かりましょう。

「テーマ決めたけど、まだ本文書かないの?」と思った方もいるかも知れません。

まだ本文は書きません。

なぜなら、テーマを元に本文を書くステップは、セッティングを先にして、Wordpressに直接書く形にしたほうが良いからです。(Wordpressに早く慣れるため)

このサーバー登録が本日最後のステップです。

登録するサーバーはGMOが運営しているConoHa WINGがおすすめです。ConohaWingは高速なのはもちろん、最大の特徴は「UXがきれいで、面倒な設定・手続きが簡単に行える」からです。

具体的には、普通であればドメイン登録にもお金と手間がかかり、Wordpress導入も面倒な場合が多いですが、Conohaであれば無料かつ簡単に行うことができます。

Conohaには以下のようなプランがあります。

ConohaWingには月1500円程度のベーシックプラン、3000円程度のスタンダード、5000円程度のプレミアムプラン、1700円程度のリザーブドプランがありますが、月1500円のベーシックプランで全く問題有りません。(運が良ければ、期間限定でキャンペーンをしている時があるので、もっと安いかもしれません)

以下にサーバー登録の手順をまとめます。

  1. このページからConoha Wingにアクセス
  2. 「今すぐアカウント登録」をクリックし、「初めてご利用の方」で新規会員登録を行う
  3. プランを選択
    ベーシックプランで良い。契約期間は安いので12ヶ月がおすすめですが、まだブログを書き続けられるか不安、という人は3ヶ月を選ぶのがおすすめです。(流石に24ヶ月以上はあまりおすすめしません)
  4. WordPressかんたんセットアップを「利用する」に設定。
    WordPressのセッティングをやってくれるので必ずチェックを入れましょう。
  5. ドメイン名、タイトルを決める
    タイトルは後でいくらでも変えられますし、ドメインは初期段階であれば後で新しく無料で取得できるのでこだわりすぎないようにしましょう。
  6. ユーザー名(自分とわかるもの)・パスワードを設定
  7. WordPressテーマの設定(基本的にCoconなどの無料のもので良い。後で変更可能)
  8. お客様情報、本人確認、支払いなど必要な登録を行う

 

【STEP.3】Wordpressで記事を書いて投稿してみる

STEP.3はセッティングの仕上げ(Wordpressの初期設定)と執筆を行っていきます。

WordPressにログイン

 

WordPressのテーマを選択する

WordPressでブログを運営するためには、テーマを選択することが大切です。テーマは、ブログのデザインやレイアウトを決定するもので、自分のブログに合ったものを選ぶことが重要です。

WordPressのダッシュボードから「外観」にカーソルを合わせると、「テーマ」という項目が表示されます。ここから、現在インストールされているテーマを確認することができます。新しいテーマを追加する場合は、「新規追加」をクリックして、検索またはアップロードで希望のテーマを見つけます。

選択したテーマが表示されたら、「いますぐインストール」をクリックしてインストールを行い、「有効化」を選択することで、テーマを反映させることができます。また、WordPressかんたんセットアップを利用した場合は、最初からテーマがインストールされているため、有効化することでデザインを変更することができます。

新記事作成、記事のタイトルだけ決めて入れてみる

新しい記事を作成するために、「投稿」→「新規追加」をクリックします。タイトルを入力し、「下書き保存」ボタンをクリックします。この時点では、本文はまだ未入力です。

WordPressで執筆して投稿する

記事の本文を書いていきます。エディターにテキストを入力し、画像やリンクなどの要素を追加することができます。完成したら、「公開」ボタンをクリックして記事を投稿します。

以上が、STEP.3に行う作業の概要です。Wordpressを使って、自分のブログを書いてみましょう。

記事執筆は1日では終わらないかもしれませんが、最初の間はとにかく一度投稿して、ブログ運営の流れを理解しましょう。

 

【STEP.4】記事を書きつつ、ブログをブラッシュアップしていく

STEP.3までで行った作業は、ブログ運営の基本となる部分です。

STEP.4以降は新しい記事を書きつつ、ブログをブラッシュアップしていきましょう。

一つだけ覚えておいてほしいのは、「読者にとってより便利で、よりためになる」ブログを創っていこうということです。

このSTEP.4以降のプロセスは「技術ブログの運営方法、伸ばし方」に関することです。

主に以下の4つを強化することで、より多くの人に読まれるブログになるはずです。

  • デザインのブラッシュアップ
  • 収益化の開始・強化
  • SNSによる広報
  • SEO対策

すえつぐ

本記事は「始め方」にフォーカスしているため、「運営方法、伸ばし方」については基本的な部分しか触れません。
今後、「運営方法、伸ばし方」についても詳しい記事もアップ予定です。お気に入り登録、Twitterをフォローなどしてお待ち下さい、、!

ブログのデザインのブラッシュアップ|自分の会社だと思ってデザインしよう

ブログのデザインは、読者にとっての第一印象を左右する重要な要素です。読みやすく、見やすいデザインを作ることで、読者が長く滞在しやすくなります。そのため、ブログのデザインをブラッシュアップすることは、読者獲得やブランディングにつながります。

まず、自分のブログを運営している会社だと思って、ブログデザインを考えることが大切です。

「自分が好きなデザイン」ではなく、「やってきた人が使いやすい、心地の良いデザイン」を目指しましょう。自分の会社だったらそうするはずです。

そのためには、シンプルで読みやすいデザインが望ましいです。色合いやレイアウトなどは、読み手にとってストレスがなく、スムーズに読み進められるようなデザインを心がけましょう。

デザインにはElmentorがおすすめです。

収益化(マネタイズ)の開始・強化|目的を忘れず、やり過ぎないようにしよう

ブログの収益化には、広告掲載やアフィリエイトなどがあります。収益額に関しては広告掲載での成約は1つあたり1000円〜1万円、アフィリエイトは1つあたり100円〜500円程度が相場です。

ただし、目的を忘れず、やり過ぎないようにすることが重要です。

読者は「学ぶため」に来ています。

あなたも「学ぶため、就活・転職・副業・起業のため」にブログを運営しているのではないでしょうか。

収益化のために広告を大量に掲載して読者の気が散ったり、マネタイズの方法の勉強に時間を使いすぎてあなたの執筆時間が無くなるなど、やり過ぎることはお互いの目的にマイナスです。

SNSによる広報|あなたのブログを必要とする人に届けよう

ブログを書いたら、SNSを活用して記事の宣伝しましょう。

SNSは、自分のブログを広く知ってもらうために非常に有効なツールです。TwitterやFacebookなどのSNSを活用することで、あなたのブログを必要とする多くの人に宣伝することができます。

すえつぐ

ただし、SNSはあくまでも「広報」のためのツールであり、自分のブログを宣伝するために使うことが重要です。SNSでの宣伝に専念しすぎて、ブログの更新が滞ってしまうということがないように、バランスを取りながら活用していきましょう。

SEO対策|読者が求めているものを見つけよう

技術ブログを運営している場合、SEO対策も欠かせません。SEO対策は、Googleなどの検索エンジンからのアクセスを増やすために必要な施策のことです。

SEO対策においては、キーワードの選定も重要です。キーワードを選ぶ際には、自分のブログの内容に合ったキーワードを選び、記事中に適切に配置することが大切です。

 

ひたすら書く。長期的に続ける。|書けばだんだん質は上がっていく

技術ブログを書く場合、一番大切なことは「継続して書くこと」です。技術ブログは、自分が学んだことをシェアする場としても、自分自身のスキルアップのためにも有効なツールです。そのため、短期的に結果を求めることよりも、長期的な視点で運営を続けることが大切です。

初めは、読者数やアクセス数が少なく、モチベーションが下がることもあるかもしれません。しかし、継続して記事を書き続けることで、徐々に読者が増え、アクセス数も増加していくことが期待できます。

厳しいことを言うと、これまでちょっとだけ勉強・努力して、簡単に何かを得られたことは少なかったはずです。技術ブログも同じです。書いていれば、だんだん上手くなり、だんだん結果が出てくるはずです。

すえつぐ

序盤に紹介した、私の好きな言葉をもう一度言って、この記事を締めたいと思います。

「成功は、一夜にして成るものではない。少なくとも長続きする成功はそうだ。」

 

このサイト、Twitterについて

ここまで読んでいただきありがとうございました。

このサイトでは、これからも「どうやったら失敗しない技術ブログを運営できるか?」、「データサイエンス、NLPについてわかりやすく図解」をテーマに更新していきます。

「他のサイトの解説は難しすぎる」「もっと直感的に理解したい」という方々の役に立てるように解説していきます。

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